真鍮のパティナ・50 ml
三枚の真鍮を、手で留める
Hajime がまとうのは青緑のパティナ。Pluviophile、Nostalgic March と同じ色だ。同じ仕上がりのプレートは、ふたつとない。
着想はフエの古い遺物から。パティナのボトルは、12か月の研究開発を経て生まれた。真鍮は一枚ずつ腐食させ、やすりをかけ、ガラスに留める。 プレートができるまで →
映像:シリーズ #1『パティナのボトル』第一章 — シプレ・フローラルのオードパルファム
はじめて心が動いた日のように
Như lần đầu tiên thương mến
Eau de Hajime は、R Parfums の調香師 Rei Nguyen がはじめてつくった香り。シプレ・フローラルのオードパルファムだ。プチグレン、洋梨、ベルガモットから、ローズ、ジャスミン・サンバック、水仙へ。ベースにパチュリ、ラブダナム樹脂、オークモス、アンバー。
第一章・物語
写真には残らなくても、ずっと胸にしまっておく瞬間がある。
ふたりの目が合い、どちらもためらう。木漏れ日が、ワンピースの裾に落ちる。はじめて足を踏み入れた場所で、ここにいたいと思う。
Hajime に、決まった情景は書き込まれていない。その絵は、まとう人が描く。
「ときどき目を閉じると、京都の提灯のちいさな光の粒を、いまも思い出します。通りを流れていく長い光の帯が風に揺れて、すれ違う着物から、おしろいのような香りがふっと漂っていました。」
“Thi thoảng, khi nhắm mắt lại, tôi vẫn nhớ những đốm sáng lấp lánh từ những chiếc đèn lồng ở Kyoto. Những dải sáng trôi dài trên phố, chênh chao trong gió, vương vấn mùi hương phấn từ một chiếc kimono nhẹ nhàng lướt qua.”
Rei Nguyen、2023年の言葉より(当方訳)


香りの構成
シプレは、香水の古い骨組みだ。トップにベルガモット、その下にオークモスとラブダナム。シプレ・フローラルは、その枠のなかに花を置く。Hajime は骨組みを残したまま軽くした。香りは澄んで明るく届き、最後をアンバーが結ぶ。処方が決まるまで、数年をかけてバランスを練り直した。
肌の上では、目立とうとしない。爽やかにひらき、花へと移り、温かく落ち着く。
パティナのボトルも陶器のボトルも、中身は同じ香り。
「Hajime」は日本語で「はじめて」という意味です。私がはじめてつくった香りで、香りにとどめたひとつのはじまりでした。そこには、やさしさと澄んだ気持ち、好奇心、そして何より静かな喜びがありました。ようやく自分の居場所を見つけた、という喜びです。
調香師 Rei Nguyen
次に試す香り
ジャーナルとアーカイブから
メディア掲載: Robb Report Vietnam(2025年) は、Hajime を “Tươi sáng và có chút ngây thơ”と評した(「明るく、少しあどけない」の意。ベトナム語からの当方訳)。
アーカイブより: Open House & Showcasing(2022年7月)。最初のショールームが、五つの香りとともにひらいた。Eau de Hajime もそのひとつ。
ひとつの香り、ふたつのボトル
中の香りも、50 ml の容量も同じ。片方にはパティナをまとった真鍮のプレートを留め、もう片方は焼成した土のキャップで閉じる。釉の色合いは、キャップごとに異なる。
真鍮のパティナ・50 ml
Hajime がまとうのは青緑のパティナ。Pluviophile、Nostalgic March と同じ色だ。同じ仕上がりのプレートは、ふたつとない。
着想はフエの古い遺物から。パティナのボトルは、12か月の研究開発を経て生まれた。真鍮は一枚ずつ腐食させ、やすりをかけ、ガラスに留める。 プレートができるまで →
映像:シリーズ #1『パティナのボトル』
陶器・50 ml
焼成した小さな陶器の球が、Chu Đậu(チューダウ)焼を思わせる釉をまとってボトルを閉じます。釉は窯が、タッセルは人の手が決め、陶器のボトルはどれも仕上がったままの姿でお届けします。
泥漿を白い型に流し込み、球の口をひとつずつ切って、桃色の釉をかけます。窯の火が色を引き出し、その色は光によって、また窯ごとに移ろいます。 キャップができるまで →
タッセルと、R の刻印入りの陶器のチャーム。
映像:『陶器と火』・1分29秒・無音パティナと陶器を比べる
| 項目 | Patina・50 ml | 陶器・50 ml |
|---|---|---|
| 香り | Eau de Hajime(オードパルファム) | 同じ香り |
| 容量 | 50 ml / 1.7 fl. oz. | 50 ml / 1.7 fl. oz. |
| ボトル | ガラスに真鍮のパティナ:腐食させ、やすりをかけ、ガラスに留めた三枚の真鍮 | ガラスに、型で成形し1000°C で焼成した土の球のキャップ |
| 変わるもの | I は真鍮の色のまま、II は変化の途中、III はすっかりパティナに覆われている。紫外線を防ぐコーティングが変化をゆるやかにするが、止めはしない | 釉の色は窯ごとに少しずつ異なり、光によっても変わる |
| 細部 | Verde Patina(Pluviophile、Nostalgic March と共通)・紫外線を防ぐコーティング | R の刻印入りの陶器のチャーム |
| 映像 | シリーズ #1『パティナのボトル』 | 『陶器と火』 |
| 価格(税込・VAT 8%) | 4.536.000 ₫US$180 | 3.855.600 ₫US$155ただいま品切れ中・11月下旬に再入荷予定 |
| さらに見る | Hajime(パティナ) パティナのボトル(全六種) | Hajime(陶器) 陶器のボトル(全六種) |
同じ香りに、ふたつのボトル。パティナか陶器か — それぞれのつくり方を見る.
製品情報
R Parfums の Eau de Hajime は、苔の上に洋梨と花を重ねた香りです。トップはプチグレン、洋梨、ベルガモット。ミドルはローズ、ジャスミン・サンバック、水仙。ベースはパチュリ、ラブダナム樹脂、オークモス、アンバー。古典的なシプレの骨組みを、より軽く明るく仕立てたシプレ・フローラルです。
Hajime は日本語で「はじめて」という意味です。調香師 Rei Nguyen がはじめてつくった香りで、メゾンの第一章にあたります。
シプレは香水の古い骨組みで、トップにベルガモット、その下にオークモスとラブダナムを置きます。シプレ・フローラルは、その枠のなかに花を据えたもの。Hajime ではローズ、ジャスミン・サンバック、水仙を澄んだ明るさのまま保ち、最後をアンバーで結びます。
はい。ホーチミン市内の 三つの店舗 (毎日営業)の店頭でお試しいただけます。ご自宅では 2 ml サンプルで香りをお確かめいただけます(詳しくは ミニサイズ).
配送はベトナム国内のみです。 台湾については取扱店のページをご覧ください.
店頭で香りを試す
Hajime は、まず紙で、それから肌の上でお試しのうえ、お選びください。どの店舗にも、肌で試せる六つの香りがすべてそろっています。
店舗 I
毎日営業・8:00〜18:00
店舗 II
毎日営業・9:00〜22:00
店舗 III
毎日営業・9:00〜22:00
Hajime がとどめるのは、景色ではない。気持ちだ。