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Rei Nguyen、嗅覚の芸術を追いかけて
- 掲載日
- 言語
- 日本語
- 読了時間
- 3分
2025年2月10日に掲載されたベトナム語の原文からの翻訳です。
その後:
- 2025年2月14日〜20日にハノイの Tách Spaces で開催された展覧会「Light & Shadow」を紹介する記事です。展覧会はすでに終了しています。

嗅覚の芸術:香りでたどる感情の旅
嗅覚の芸術は、言葉をもたない言語である。香りはそこで、記憶と感情をつなぐ橋になる。R Parfums はこれを香水づくりの枠にとどめず、心の深い層を呼び起こす力をもったひとつの芸術分野と考えている。創設者 Rei Nguyen は尽きない情熱をもって長年研究と実践を重ね、香りがもつ表現の可能性を探ってきた。その歩みは個性ある香りを生み出すことにとどまらず、香りの展覧会の開催にも広がり、嗅覚そのものが主役となる芸術体験を届けている。
東京で学んだ日々:香りが芸術の一部になるとき
Rei Nguyen と嗅覚の芸術との歩みは、日本・東京で学んだ年月に始まる。そこで専攻したのは香水デザインとアロマセラピー。東京は活気ある大都市であると同時に、茶道の席に立つ茶の香りから禅の庭に漂う杉の香りまで、香りが暮らしの隅々に入り込んでいる街でもある。こうした体験が、繊細で奥深く、感情に満ちた Rei Nguyen の香りへの向き合い方を形づくった。日本で学び、働いたのちにベトナムへ戻ったのは、嗅覚の芸術をもっと人々の身近なものにしたいと願ったからだ。香水の瓶にとどまらず、香りで物語る新しい方法を探しつづけてきた。香りの展覧会も、そうした試みのひとつである。
香りが感情を表す手段になるとき
Rei Nguyen にとって、香りをつくることは調合の工程である以上に、感情と記憶、そして視覚芸術を配置していく作業だ。絵画が色を、音楽が音を用いるように、香りは目に見えない素材として、それ自身のやり方で人の記憶に触れる。R Parfums が開く展覧会は、ひとつの香りを紹介するだけでなく、感情の空間をひらく。訪れた人はそこへ足を踏み入れ、香りの語る物語に耳を傾け、自分自身で感じとる。香りは嗅ぐためだけのものではなく、記憶と対話するためのものでもある。
「Light & Shadow」――ハノイで初めての香りの展覧会
嗅覚の芸術を探る歩みの一環として、「Light & Shadow」はハノイで初めて開催され、新たな節目を刻む。展覧会は展示の場であると同時に、香りが道案内をつとめる場所でもある。光と影が視覚の要素として香りの層と溶け合い、感情の物語を描き出す。2025年2月14日から20日まで、ハノイの Tách Spaces で開かれるこの展覧会がひらくのは、香りがただそこにあるだけでなく、見る人と響き合い、移ろういくつもの感情へと導いていく空間である。

つづいていく旅
R Parfums にとって、嗅覚の芸術に終わりはない。感情の境界を絶えず押し広げていく旅である。「Light & Shadow」はその旅の新たな章であり、芸術を愛し、香りを愛する人々への招きでもある。足を運び、体験し、感じとりながら、ひと筋ずつの香りのなかに自分だけの物語を見つけてほしい。
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